TJ手術を経験した米レジェンドが大谷翔平の”リリーフ転向”に持論 FA去就には「私なら2つの契約を用意する」
大谷は手術に踏み切るのか。その判断に注目が集まる(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平が右肘側副靭帯を損傷し、多くのファン、関係者は複雑な思いを抱くこととなった。ここ3シーズン、フル稼働していた「二刀流」でのプレーによる負担が大きかったことは確かであり、来季の大谷の試合出場もどのような形になるのか現在も見通せていないままだ。
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球界を沸かせてきたスタープレーヤーのアクシデントには、各方面から落胆の声が聞こえている。現地時間9月5日(日本時間6日)、『FOX SPORTS』公式サイトでは、現役時代、ブレーブスなどで先発、リリーフとして活躍したジョン・スモルツ氏のコメントを紹介した。
「他の皆さんと同じように、私も彼にはとてもがっかりしている」
大谷の故障についての心境を、そう述べているスモルツ氏は自身も現役時代、トミー・ジョン手術を経験した。キャリアの後半で手術を行い、復帰した2001年にはリリーフへ転向し、メジャー史上初となる200勝・150セーブを達成している。
今回のトピックでは大谷のリリーフ転向について語ったコメントもみられ、スモルツ氏は「可能性としてはあると思う」としながらも「彼がいつ打席に立つのか、いつ準備をしなければならないのかを理解するのは非常に難しいことだろう。ご存知のとおり、8回か9回に打席に立つと、マウンドに上がるのは難しい」と論じており、「(大谷のリリーフ転向は)もうしばらく先のことだ」と見込みを述べている。