“球界の常識”が当てはまらない「投手・大谷」 ド軍首脳陣が熟考し続けるリハビリが示す異能の存在感「完全なる例外だった」
特殊であるがゆえに打者としての負荷を加味しながら、再発の懸念を考慮していく必要はある。実際、ロバーツ監督は「正直なところ、その時々の状況に応じて次のステップを決めていくと思う」と強調している。
さらに投手陣の状態管理を任されているマーク・プライアー投手コーチも、米YouTubeチャンネル『Dodgers Territory』において「ただ、彼の攻撃面での負担や身体が受けるストレスの影響を考えると、すべてが『未定』」と断言。「我々は過去に同じ怪我をした投手の実例をもとに対応していける。でも、ショウヘイの場合はすべてが特別。完全なる例外だった」と大谷がいかに稀有な存在であるかを論じている。
ここから「投手・大谷」は復帰に向けたステップアップしていくのか。その異端な調整法は未来の二刀流選手たちのサンプルになり得るという意味でも興味深い。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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