二刀流再始動で疑問噴出! 「大谷ルール」でド軍が受ける“恩恵”に元MLB社長が異論「ベンチが手薄にもならない。ドジャースに有利」
「このルールは彼(大谷)にのみ適応されている。二刀流の場合、2つではなく、1つの登録枠を占める。ただ、ドジャースには他のチームと同様に13人の投手枠がある。オオタニはその枠には含まれていない。14番目の投手なんだ」
1人2役をハイレベルで大谷。そんな偉才が生んでいる“ルールの抜け穴”に切り込んだサムソン氏は「彼はただ投げるだけではないんだ」とも強調。そして、「14人目の投手をロースターに入れて、その投手が毎試合、先頭打者になるからベンチが手薄になるということもない。このルールはドジャースにとって有利だ。オオタニのリハビリをメジャーリーグレベルで行うこともできる」と批判的な見方を展開した。
この「ドジャース優位」という見方は、指摘が絶えないのは事実だ。米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』のホストで、元ヤンキースの捕手であったエリック・クラッツ氏も「このルールはドジャースを勝たせるために本格的に整備されたようなものだ。不公平だ。マジで不公平だよ。彼らは何でも手に入れる」と嘆いた。
他球団から見ると不公平に映るかもしれない同ルール。その内容が何らかの形で規制されることはあり得るのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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