進化を続ける大谷翔平、本塁打王獲得につながった「相棒」の存在とは
ところが2022年シーズンは、打球が思いの外伸びないケースも多く、技術面ではなくバットそのものの力も必要なのではと気付き、変更に踏み切ったのではないかと川崎氏は見解をのべた。
3月に行われたWBC時には、実際に大谷のバットに触れる機会があったという川﨑氏。その際、「これは飛ぶわ」とその違いに驚いたといい、同時にホームラン王獲得を確信したという。その言葉通り、今季は6月30日(現地時間)のダイヤモンドバックス戦で150メートル超えの本塁打をマークするなど、これまで以上に飛距離を伸ばし、また一つ歴史を塗り替えることに成功した。その裏には新バットを使いこなせるようにさらなる肉体改造も含め、様々な面でアジャストできるよう、重ねた努力があったに違いない。
年々、異次元の活躍が増えていく大谷だが、来年はメジャーでも屈指の強さを誇るドジャースでのプレー、リーグも変更となり、今後はどんな強打者とライバル関係を築いていくのかにも興味が向けられている。
新たに出会った”相棒”と共に、ドジャースブルーに身を包んだ大谷はどんな活躍をみせてくれるのか、今後も楽しみでならない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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