ユニ収益の“大谷&メッシ超え”は「誇張」 ソン・フンミンを巡る米クラブGMの発言を韓国メディアが疑問視「イメージを損なう」
しかし、こうしたPR戦略を疑問視する声も上がっている。
韓国メディア『OSEN』は、「投資に見合った効果が求められるのは当然」としながらも、「世界のユニフォームの売り上げは、(リオネル・)メッシと(クリスティアーノ・)ロナウドが依然として圧倒的なシェアを誇っている。さらにNBAスターのレブロン・ジェームズと、日本球界のスターである大谷翔平の関連グッズも市場を席巻している」と指摘。クラブ関係者の主張を“誇張”と断じた。
「ソン・フンミンがアジアのスポーツ界におけるトップスターであることに異論はない。だが、彼が世界のビッグ4を超えたという主張は信憑性に欠ける。こうした誇張された発言はソンのイメージを損なうどころか、『過剰なパッケージ』という批判を煽るだけである。
いまや彼のブランド価値は途方もない成長を続け、アジアでは象徴的な存在として扱われている。しかし、『メッシ、レブロン、大谷よりもグッズが多く売れている』という主張をするのは別ではないか。具体的な数字や客観的な指標を欠いた宣言は、クラブ側の『期待に胸を膨らませた誇張』に過ぎない。ソン・フンミンを取り巻く市場での成長を支えるには、冷静なデータと現実的な戦略が必要だ」
ロサンゼルスFC側の“主張”は、主に韓国でのフィーバーを見込んでのもの。しかし、メッシや大谷を「超えた」と訴えたのは、さすがに軽率だったかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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