大谷翔平の投手復帰前進で再び関心が高まる“大谷ルール” 元ヤ軍捕手は「不公平だ。マジで不公平だ」と異論

タグ: , , , 2025/6/14

 現在、MLBで二刀流を続ける選手が大谷しかいないため、まさに大谷のためのルールとも言えるのだが、その在り方には、米解説から皮肉も飛んでいる。米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』のホストで、元ヤンキースの捕手であったエリック・クラッツ氏は「二刀流ってのはそれぐらいに難しいもの。それは分かってる」とした上で、こう続けている。

「このルールはドジャースを勝たせるために本格的に整備されたようなものだ。不公平だ。マジで不公平だよ。彼らは何でも手に入れる」

 実際、公式戦での導入が始まったのは22年。当時の大谷はエンゼルスに所属していたため、「ドジャースを勝たせるため」というのはいささか無理がある。ゆえに同番組でホストを務めるA.J.ピアジンスキー氏は「二刀流選手が増えないのは彼らのせいじゃない。それだけ彼(大谷)のやってることの実現がほぼ不可能だからだ」と反論。そして、次のようにルールの正当性を唱えている。

「二刀流ルールがあるおかげで、投手13+オオタニという構成が可能なのは間違いない。普通はメジャーリーグでリハビリをさせようと思ったら、別の投手を削る必要がある。でも、このルールのおかげで削らずに済み、誰かのキャリアが守られる」

 ここから先、投打二刀流の始動が本格化していけば、“大谷ルール”の在り方はふたたび議論の的となるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「まさに大不振」で“降格”の大谷翔平 MLBパワーランキング5位も「ここで慌てる必要はない」と揺るがぬ期待

【関連記事】投手・大谷の“ブルペン配置”はありえない 米記者はファンのプラン提唱に異論「試合中に彼を準備させることがどれほど難しいか」

【関連記事】【現地発】フリーマンはなぜ35歳にして“自己ベスト”を叩き出せているのか 「探していたスイングが見つかった」 打撃コーチが明かした打棒の秘密

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム