大谷翔平は「世界で最も無名なスター」 欧州紙がド軍との超巨額契約を特集「メッシやロナウドを日陰に追いやる」

タグ: , , , 2023/12/30

ドジャースとの契約によって世界を驚かせた大谷。その反響は欧州にも轟いている。(C)Getty Images

 世界を震撼させた大谷翔平のドジャース移籍。天文学的な契約規模を含め、日本が生んだ二刀流スターの名は、瞬く間に広まり、その反響は今も続いている。

 12月9日に今オフにエンゼルスからフリーエージェントとなった天才は“勝利”を求めてドジャースを新天地とした。契約発表から5日後に行われた入団会見で「僕にとっては勝つことが一番」と語った大谷は、10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額の契約を締結。文字通り「史上最高」のアスリートとなった。

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 彼のエポックメーキングな移籍は日本のみならず、海外でも連日のように話題となった。野球文化が一般的ではない欧州でもスポーツメディアだけでなく、一般的なニュースメディアが特集を組む事態となった。

 オーストリアの日刊紙『Die Presse』は「ショウヘイ・オオタニ。この世界で最も無名のスーパースターが、メッシらを日陰に追いやるまで」と銘打った記事を掲載。そのなかで「この日本人の野球選手にはリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドでさえ追いつけない」と強調。ドジャースとの契約がいかに図抜けた規模なのかを伝えた。

 ドジャースとの10年7億ドルの超巨額契約について同紙は「メッシやロナウド、マホームズ(NFL)、レブロン(NBA)、ジョン・ラーム(プロゴルファー)でさえも、オオタニには太刀打ちできない」と指摘。そのうえで大谷がこれだけの契約を結べた要因を記している。

「ヨーロッパ、アフリカ、その他の多くの地域において、ほとんど無名に等しいオオタニが、これほど大きなメガディールを与えられた理由がいくつかある。しかし、最も重要なのは、この日本人が史上最高の野球選手であるということだ。彼は客観的に見ても最も価値があるアスリートだと言わざるを得ない。オオタニはバッティングだけでなく、ピッチングもこなし、攻守おいて非常に優れているのだ」

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