「あとは時間を待つだけ」大谷翔平のMLB殿堂入りを米識者が断言!資格取得まで「数字は重要ではない」と実績十分と主張
前人未踏の記録を打ち立て続ける大谷の殿堂入りは当然と言えるだろう(C)Getty Images
現地時間1月23日、2024年の米国野球殿堂入りメンバーが発表された。レンジャーズなどで通算477本塁打を記録したエイドリアン・ベルトレ氏、ツインズの捕手として首位打者に輝いたジョー・マウアー氏、ロッキーズで2519安打という記録を残したトッド・ヘルトン氏が選出。往年の名選手の名前が新たに殿堂入りした。
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そして、現代のスタープレーヤーである大谷翔平について、米放送局『CBS Sports』が将来の殿堂入りの可能性を論じている。現地時間1月25日、公式サイト上において、同メディアのライターであるマット・スナイダー氏は「資格が得られればおそらく殿堂入りするだろう」などと展望している。
殿堂入りへの資格取得にはMLBで10年のキャリアが必要となることで、スナイダー氏は「彼は現在、(MLBで)6年。ドジャースとの10年契約がまだ始まっていないことを考えると、彼は規定の10年を余裕で飛び越えることはほぼ確実」として、今後4年で資格を得ることが有力と説いている。
また、ここまでの活躍を踏まえ「人々が彼に“将来の殿堂入り選手”というレッテルを貼り始めるのも悪くないと思う」と述べながら、「オオタニはMVPを2度獲得している。複数回MVPを受賞した史上30人のうちの1人だ。そのほぼ全員が殿堂入りしている」と主張。MVPの経歴が大きなアドバンテージであるとして、さらに「過去3シーズン、いずれもWAR(走・攻・守での勝利貢献度指数)で8.5以上を記録している。これは非常に大きな数字だ。キャリアの中で3度、ましてや3シーズン連続で8.5を記録した選手は、歴史上それほど多くない」と選手としての能力の高さも強調している。