大谷翔平の去ったエンゼルスに影響 記者陣が50人→3人に激減で地元メディアも嘆く「オオタニ不在で期待は心底低い」

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大谷がいた昨年までは大きな話題を呼んでいたエンゼルスの春季キャンプ。しかし、今年はかなり様相が違うようだ。(C)Getty Images

 春一番も発表された日本では、大谷翔平の話題が連日のように報じられている。アリゾナ州グレーンデールでキャンプインを迎えた彼の一挙手一投足はスポーツという枠を越え、一般ニュースでもコーナーが設けられるなど、もはや猫も杓子も「大谷」と言った状態と言っていい。

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 そんな誰もが追いたくなる大谷の桁違いの注目度を物語る、とあるエピソードが話題となった。エンゼルスの専門サイト『Halos Today』は、「ショウヘイ・オオタニのいないスプリングトレーニング。エンゼルスは新たなページをめくろうとしている」とし、報道陣が激減している今春のキャンプの様相を伝えた。

 8年連続でポストシーズンを逃しているチーム状況を考えれば、必然なのかもしれない。しかし、やはり二刀流スターの流出による影響は計り知れない。同サイトは「例年、オオタニのために来ていた50人の記者が、今年はたった3人になった」と指摘。「オオタニのいないエンゼルスへの期待は心底低い」と断言している。

 大谷の「盟友」として知られるパトリック・サンドバルも例年との違いを語る。27歳の左腕は「雰囲気は本当にいい。みんな準備はできている」と前を向きつつも、「でも、やっぱり何かの理由で、僕らを見守る人たちの雰囲気が少しだけ違う」と告白。メディアによる活況のなさを憂いている。

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