「球界で十分に評価されてない」ド軍幹部が主張した大谷翔平の価値 毎年生まれる“MVP論争”にも異論「理解できない」
「彼が存在する価値や、投手としても、打者としても、いかに優れた選手であるかということは、人間が凄さを理解する次元を超えている。だから誰として適正に彼を評価することができないんだ」
大谷を常識を超えた存在だと認め、ただただ褒めちぎったフリードマン編成本部長。数多のスター選手たちとの契約に携わってきた男の言葉には、多少の誇張はあったとしても、嘘偽りはないはずである。
また、フリードマン編成本部長は、世間を賑わせているナショナル・リーグの二冠王(本塁打と打点)に君臨するカイル・シュワーバーとのMVP論争にも「比較は理解できない」と“異論”を投げかけている。
「シュワーバーが信じられないシーズンを送っているのは間違いない。だが、ショウヘイが、我々のチームでどれだけ素晴らしいリーダーであるか、バッターボックスでどれだけ恐ろしい打者であるかを考えたら、ショウヘイと誰かのMVP論争が出るなんて理解できない。
それは、ここ数年の間にも起きていたが、彼が投打の二刀流をやっているシーズンならなおさら考えられないことだ。ショウヘイがいかに難しいことをしているか、二刀流が唯一無二であるかを考えたら、まだまだ野球界で彼は十分に評価されていないと言える」
10年総額7億ドルの契約は球界を騒然とさせたわけだが、フリードマン編成本部長の言葉を鵜呑みにする限り、球団は「支払う価値があった」と納得しているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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