元MLB名捕手の“ヤバい意見”に反発! 米司会が大谷翔平とボンズの比較論に持論「ボンズが何をやったかをみんな知ってる」
打者専任となった中でも異彩を放ち続けた24年の大谷。そのパフォーマンスを巡る“ある議論”が白熱した。(C)Getty Images
「みんなに知ってもらいたい。今年のショウヘイ・オオタニはバリー・ボンズのキャリアと比較すると11番目に良いシーズンなんだ」
思わぬ異論だった。声の主は、現役時代にホワイトソックスなど7球団でプレーし、MLB通算で2043安打、188本塁打を打ったAJ・ピアジンスキー氏だ。
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自身がホストを務める野球専門のポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したレジェンド捕手は、「彼(大谷)にも穴はある。たしかに素晴らしいシーズンを送っているが、多くの課題は残されている」と指摘。その上でシーズン73本塁打、OPS1.378も記録したことがある「全盛期のボンズ」には及ばないと論じた。
もっとも、今シーズンの大谷が球史に残る猛打を振るったのは周知の通りだ。史上初となる「シーズン50本塁打・50盗塁」の大台を難なくクリアし、今では三冠王すらも現実味を帯び、フルタイムのDH選手初のMVPは確実視されている。
それだけに「単純に打撃だけならオオタニとも比較にならない」とまで熱弁を振るうピアジンスキー氏には、「それはヤバい意見だぞ」と周囲も愕然。番組内でも反発の声が相次いだ。
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