大谷翔平らが生んだド軍取材現場の“異様さ” 米記者が仰天する光景「かなり狂った状況だ。やりにくいに違いない」

連日のように日米メディアの関心を集める大谷。彼が生み出す光景は取材現場でも変化を生み出している。(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が巻き起こす“フィーバー”が凄まじい。米アリゾナ州グレンデールで行われている春季キャンプには熱心なファンだけでなく、連日のように多くの記者が殺到。その一挙手一投足を追っている。
3人の日本人がもたらす影響には熟練の米記者も驚きを隠せない。
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米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』では、アラナ・リゾ記者がドジャースの春季キャンプの様相をリポート。大谷翔平、山本由伸、そして今オフに加わった佐々木朗希に対する“異様”とも言える関心度を伝えた。
2013年から2020年にかけてロサンゼルススポーツ専門局『Sports Net LA』でドジャース専門のリポーターをこなしていたリゾ記者は、自身の経験をふまえて「私はケンタ・マエダがドジャースに来た時のことをよく覚えています。その時も彼へのメディアの注目度は凄かった」と前田健太(現タイガース)の在籍時代を回想。その上で大谷、山本、佐々木に対する注目を「全く違うレベル」と伝えた。
「今現在の話ですが、チームには日本生まれの投手が3人います。単に日本生まれの投手3人ではなく、信じられない程才能がある3人です。私は全くもってケンタをないがしろにするわけではありませんが、これは全く違うレベルです。米国メディアの一員だとしたら、この3人に対するメディアの熱狂的な関心にどう対処していけばいいか想像してみてください」