「最終週でも答えが出ない」大谷翔平とジャッジの”歴史的”なMVP争いに米メディアが独自見解!「誰がMVPになるにせよ…」
また、大谷に対しても「ジャッジには及ばないものの、トップヒッターであることに変わりはない。さらにオオタニは今年、ア・リーグで最高の投手の1人だった。また彼がア・リーグのサイ・ヤング賞候補としても相応しいピッチングを披露してきた」として、投打のレベルの高さを強調した。
記事では他にも、具体的な数値などを用い「ジャッジのfWAR(貢献度を表す総合的な指標)はオオタニのそれを上回る」と記している。ただ一方で「オオタニの場合、4日間打者としてプレーし、5日目にエリートレベルの投球をしながら打撃もする。彼がやっているようなことは誰もできない、という反論も成り立つ」として、双方の優位点を挙げている。
その上で「事実、この議論は最終週になっても答えが出ることはないだろう。両選手ともMVP投票の上位に食い込むことに変わりはない。最終的に誰がMVPになるにせよ、現代で最も注目すべき2人の選手を目の当たりにしていることに、ただただ感激するのが一番だろう。それこそが、最も重要なことなのだ」として、シーズン終了後、投票が行われるまでMVPの行方について議論が交わされると結論付けた。
まさに空前絶後の成績を残し続ける大谷とジャッジのMVP争い。シーズン最後の瞬間まで、両者への注目度はさらに高まっていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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