敵右腕が示した大谷翔平への「畏敬の念」 平然と続ける二刀流の凄みを訴え「先発した次の日にどれだけ身体が痛むか」

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投打で疲れ知らずでプレーを続けている大谷。その姿に敵投手も畏敬の念を口にする。(C)Getty Images

 現球界で「唯一無二」の二刀流を貫いている大谷翔平(エンゼルス)。疲れ知らずでプレーを続ける29歳は日々話題を生み出し、その価値を示し続けている。

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 今季も大谷はほとんど休みなくプレー。現地6月3日時点で試合日に完全休養となったのはわずかに1日だけ。それ以外は投打でグラウンドに立ち続けているのだ。これはスタッツには表れないものだが、レギュラーシーズンだけで162試合をこなさなければならないメジャーリーグにあって異次元と言っていいタフさだ。

 そんな怪物的な働きを見せ続ける日本人には、ライバルも脱帽するほかにない。現地6月2日に公開となった米メディア『Jom Boy Media』のポッドキャスト番組「Chris Rose Sports」に出演したブルージェイズの右腕クリス・バシットは対峙経験もある大谷を「完全に畏敬の念を抱いているよ」と絶賛した。

 もっとも、自身もメッツに所属した昨季はチーム最多の181.1イニングを投げ、15勝を挙げた好投手だ。ゆえに投手としての疲労度を熟知する34歳は、「先発してマウンドに立った次の日にどれだけ身体が痛むかを知っているし、野手が4~6日ぐらい連続でプレーした後にどれだけ身体が痛むかも僕は聞いている」とし、平然とプレーする大谷の凄みを語った。

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