大谷翔平は“最高の教材”だ エ軍投手が明かす偉才の影響力「僕らには毎日ショウヘイを見る機会がある。活かさない手はない」
ワンツは言う。
「僕は彼に『ねぇ、親指はどこにかけたらいいの?』とか『何を考えて投げているの?』とかを聞いた。とくにスイーパーの使い方はね。間違いなくショウヘイは習得の過程において大きな助けになった」
また、今季からエンゼルスに加入したメジャー4年目の左腕タッカー・デービッドソンも“偉才”から学びを得た一人。今年3月のワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンの試合中に大谷がダルビッシュ有にスイーパーの握りを見せている動画をSNSで発見し、それをキャンプ期間中に幾度となく確認し、「投げ方がピンと来た」という。
「たぶんだけど、あの動画は100回以上は見たよ。手の中で、ボールを握ったときの感覚を確かめながら、やりたいのはそういうことだって考えた。あとはマッスルメモリーで、繰り返すことで使えるようになった」
これ以上にない“生きる教材”がチームにいる。メジャー経験の浅い若手投手も多いエンゼルスにあって、大谷の存在はやはり稀有だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平の“圧巻ショー”に米地元局も脱帽! エ軍OBはライナー弾に「あれだけ崩されても打てるなんて」と愕然
【関連記事】「速すぎるよ…」一塁まで4秒台! 大谷翔平の“快速”を目の当たりにした敵野手は脱帽「オオタニは呆れるぐらい速い」
【関連記事】大谷翔平がトレードされない理由。米識者が二刀流の“図抜けた価値”を激賞「ここまで優れた選手を我々は見たことがない」