「監督の様な雰囲気を持っていた」大谷翔平の”戦術眼”に球界OBが感嘆!「気迫の投球→予想外のバント」の流れに唸る
その上で、その後の一塁へのベースカバーや、この回2つ目の三振も称えながら「2回の投球は侍ジャパンに勢いをもたらした。1回の攻撃で日本が無失点に終わった後だったものの、イタリアへ流れを渡さなかった」と指摘。
また、3回の打席でのバントについても「味方を進塁させるためのバントだった。あれほどの熱い投球をしながらも常に冷静さを持っていた」と評しながら、続けて「ここでのセーフティーバントがどんな意味があるのかなど、野球の流れを意識しながらの投球やバッティングだった」とも語っている。
加えて「高校時代ではエースで4番、プロでも二刀流、さらにDHといった、さまざまな経験を積んでいる。それにより、一つのプレーが攻守にどう影響を及ぼすか、それを普段から意識していることが見える試合だった」として、大谷のプレーヤーとしての資質を称賛していた。
投手、打者として結果を残すだけでなく、周囲を鼓舞しさらに試合の流れを引き寄せる役割も果たしている大谷翔平。世界一まで残り2試合、やはりこの男が日本を頂きへと導く存在となることは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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