「無様な姿を晒した」大谷翔平がアストロズ打線に見せた“今季最悪の投球”に米メディアから逆風!「厳しい夜」
アストロズ打線に厳しい内容に終始した大谷。そのパフォーマンスに本人も反省の言葉を口にした。(C)Getty Images
「形的には悪くなかったですかね。ただ、相手が狙っているところで抜けたりとか、最後のホームランもそうでしたけど、抜けがちょっと多かったかな」
今季12度目の登板を終えた大谷翔平(エンゼルス)が、地元局『Bally Sports West』などの取材で口にしたのは反省の言葉だった。無理もない。この日の彼は今季ワーストクラスの内容に終始したからだった。
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初回に相手主砲ヨーダン・アルバレスに2ランホームランを打たれた背番号17は、5回と6回にも失点。結局、6回(107球)を投げて、被安打は2本の被弾を含む今季ワーストタイの9、5失点と、先発投手としてゲームメイクの役割は担えなかった。
もちろん、アストロズ打線の地力は凄まじいものがあった。立ち上がりから制球がバラついていた大谷に対しても、しっかりと狙い球を定めて対応。とりわけ、ゲームの流れを引き寄せたアルバレスの2ランは、エンゼルスを率いるフィル・ネビン監督が「2球目の失投を逃してくれることは少ない」と指摘した圧巻の打撃だった。
今季3度目の5失点を喫し、降板を余儀なくされた大谷。そんな精彩を欠いたエースには、現地メディアからも厳しい言葉が向けられた。米紙『The courier journal』のダニエル・ラーナー記者は自身のツイッターを更新し、「ショウヘイ・オオタニは今夜アストロズに9本のヒットを打たれ、彼がメジャー・リーグの先発で許した最多タイ記録に並ぶほど、無様な姿を晒した」と断じた。