体調不良で2度目の抹消…中日・中田翔が立つ野球人生の岐路 再起の道を歩めるか
8月7日、井上一樹監督がバンテリンドームナゴヤでの2軍戦で状態をチェック。中田は鋭いスイングで適時二塁打を放ち、1軍の舞台を勝ち取った。2軍では21試合で打率.293、2本塁打と数字を残しており、万全の昇格と見られた。不在の間、一塁には新外国人のジェイソン・ボスラーが定着。中田は代打の層を厚くする役割が求められた。
ただ、結果がついてこない。中飛、空振り三振、投飛と凡退が続き、そこに来ての体調不良による登録抹消。井上監督は「2、3日使える感じがなかったから」と抹消理由を話している。本人のショックは大きいだろう。
この後の中田の動きはどうなるか。まずは体調を万全にするのが最優先で、復帰後も2軍では他の選手との兼ね合いで打席機会はそう多く訪れないかもしれない。来季の契約に向けて、当落線上の選手は他にもいるからだ。
数少ないチャンスを活かし、再起の道を歩むのか。それとも――。参考までに今季の中日の本拠地最終戦は9月21日(巨人戦)。ここからの約1か月で粗方の方向性が見えてくるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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