契約オプション複雑なカブス・今永昇太の去就はどうなる?編成本部長は「2、3週間のうちに話し合い、決める」
仮に今永側が2026年の1年契約延長のオプションを行使した場合は、球団側が新たに2027~28年の2年総額4200万ドル(約63億円)の契約延長のオプションを持つことになる。さらに、球団側がこの新たな2年契約延長オプションを破棄すると、今永側が2027年の年俸1500万ドルの1年契約延長のオプションを手にする。
ホイヤー本部長は「もし昇太と契約した時に、この2年の活躍が分かっていたら、興奮に胸躍らせていたことだろう」と切り出した。「彼は我々に貢献してくれただけでなく、偉大なチームメートだった。球団に大きな遺産をもたらした。確かにこの2、3週間のうちに話し合い、決めなければいけないことはあるが、でも昇太についてはポジティブなことしか出てこない」と入団から2シーズンにわたってのパフォーマンスを絶賛した。
ポストシーズンでは振るわなかったが、あくまでトータルで見て左腕を高く評価し、契約延長へ前向きな姿勢を示した。「2、3週間後」とされた決定の瞬間が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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