今永昇太とのOP行使は「価値がなかった」 カブス幹部が明かした契約延長見送りの背景 FA市場で問われる左腕の真価

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契約の行方が注目される今永(C)Getty Images

 来季にメジャーリーグ3年目を迎える日本人左腕の“価値”が注目を集めている。

 真価が問われているのは、現地時間11月4日にカブスからのFAが決まった今永昇太だ。来季以降のオプションを巡って双方で行使せずに、新たな契約を模索した32歳は、球団側から同6日(現地時間)に今季の規定額である1年2202万5000ドル(約33億9000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示されたが、その返答には至っていない。

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 無論、QO提示で再契約に向けた動きを見せたカブス側にも、今永とのトレード拒否権が付帯する3年総額5700万ドル(約87億7800万円)の契約延長オプションの権利を破棄した理由がある。

 現地時間11月11日に米ラスベガスで実施されたGM会議に出席したカブスのジェド・ホイヤー編成本部長は、地元局『Marquee Sports Network』などの取材に対応。今冬の移籍市場における重要なファクターとなる今永との契約について「もちろん、彼のことは非常に高く評価している。投手としても、チームメイトとしても、ショウタは我々にとって素晴らしい存在だ」と強調した上で、球団としての考えを明確にした。

「彼との(再契約の)可能性を完全に否定するつもりはない。だが、我々は球団オプションの価値があるとは考えられなかった。彼自身も選手オプションは価値が妥当だと考えていなかった。そういうことはよくあるものだ」

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