今永昇太とのOP行使は「価値がなかった」 カブス幹部が明かした契約延長見送りの背景 FA市場で問われる左腕の真価

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 来年9月に33歳となる今永は、25年シーズンに25試合に先発。計9勝(8敗)を挙げたものの、防御率3.73、WHIP0.99、奪三振率7.28と、15勝、防御率2.91を記録した24年成績からはややトーンダウン。また、25年の4シームの球速帯は90.9マイル(約146.2キロ)で、リーグ平均から約3.1マイル(約4.9キロ)も低下。投手陣の平均球速がリーグ24番手と遅い傾向にあるカブスとしては、こうした細かな変化もオプション行使を「価値があるとは考えられなかった」とした要因となったのだろう。

 仮に今永側がQOを受けなかった場合には、経験豊富な左腕との交渉に諸手を挙げる球団は少なくないと考えられる。今オフのメジャーのFA市場で、いわゆる大型契約が見込める「大物」とされるのはディラン・シーズぐらい。レンジャー・スアレスやフランバー・バルデスなど実力派の投手はいるものの、争奪戦は必至の情勢だと考えられる。実際、米スポーツ専門局『CBS Sports』は「イマナガは2年契約で3000万ドル(約46億2000万円)以上の金額を得られるという仮定に賭けている」と契約を予測している。

 果たして、今永はどのような契約を、どこと締結するのか。その行く末を興味深く見守りたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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