【阪神】森下翔太と佐藤輝明、数字に表れた“役割分担”とは? 打撃データから読み解く
森下も持ち前の豪快な打撃が魅力的な選手だ。3打席目まではまるでタイミングが合っていなかったものの、4打席目で急にホームランを打ったりなど、ここ一番での一発を打てるのはその豪快さがあってこそである。4番のプレッシャーから解放され、なおかつ“後ろに佐藤輝がいる”という安心感が、打率を落としたものの本塁打数、打点を増やした要因なのかもしれない。
また、佐藤輝は森下がランナーを返してくれるため、リラックスして打席に入れることができ、大振りせずにコンパクトな打撃に専念できているのではないか。結果的には3番森下、4番佐藤輝の並びが機能しており、5月の好調につながったと思われる。この2人が交流戦ではどのような数字を残すのか注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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