高卒直接MLB決断の“異例挑戦”に熱視線! 逸材・森井翔太郎に米放送局も報道「間違いなくポテンシャルを持った選手」
高卒でのメジャー行きを目指す森井。(C)産経新聞社
異例の挑戦にさっそく熱視線が注がれている。東京の難関進学校・桐朋高から高卒即MLB球団入りを決断した森井翔太郎だ。
投げては最速153キロ、打っては高校通算45発を誇る「投打二刀流」の逸材だった森井は、今秋のドラフトでも上位指名候補。NPBの複数球団からも調査されるタレントでもあった。
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上位候補が「即MLB」を志すのは極めて異例。ゆえに10月7日にアスレチックス入りが有力と報道されると、米メディアでもニュースとしてピックアップされた。
米スポーツ専門局『NBC Sports Bay Area』は、日本国内での森井の動向報道を伝えた上で「才能ある二刀流でもあるモリイは複数のMLB球団から関心を集めている。彼が最終的な決断をしたかどうかは不明だが、少なくとも現時点でアスレチックスは、この高校3年生と契約するために好位置にいる」と指摘。さらに「モリイは間違いなく上位級のポテンシャルを持った選手だ」とも伝えている。
現在18歳の森井は、メジャー挑戦を本格的に目指すとなれば、いわゆる「外国人選手」となる。そのため、獲得球団は上限のある「インターナショナル・ボーナス・プール」の対象となる。
「インターナショナル・ボーナス・プール」とは、国外の若手選手と契約する際に設けられている契約金額の上限だ。戦力不均衡や必要以上の青田買いを防ぐルールである。現在の労使協定では、支払える金額は475万ドル(約5億4000万円)から575万ドル(約6億5550万円)に設定されており、球団がこの上限を超えた場合には罰金も含めたペナルティーが科される。