ソン・フンミンがMLS電撃参戦? 元フランス代表はスターの移籍に異論「リーグのためにならない。日本やサウジでも機能していない」

タグ: , , 2025/8/4

 詳細な契約内容は不明ながら、2026年のワールドカップの舞台ともなるアメリカ行きが有力視されるソン・フンミン。そんな韓国代表FWの獲得動静には、早くも異論が飛んでいる。元フランス代表DFで、チェルシーなどで活躍した実績を持つフランク・ルブーフ氏は、米メディア『Athlon Sports』で「リーグのためにならない」と断言している。

「MLSは以前から、彼(ソン・フンミン)のような選手の獲得を続けている。しかし、日本やカタールでの事例を経て、今ではサウジアラビアでもそうした補強が機能していないことが証明されている。彼らを獲得することはリーグを向上させるものではないし、何よりも国内選手の底上げには繋がらない」

 MLSでは2007年にデイビッド・ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーと巨額契約を交わして以来、数多のスター選手たちの受け皿になってきた。しかし、そうした選手たちは、いずれもキャリアの最盛期を過ぎている場合が大半でもある。

 ゆえにルブーフ氏は、期待されるソン・フンミンのMLS参入にも懐疑論を口にする。

「将来的にMLSをより強く、競争力のあるリーグにするためには、スター選手のイメージ性に頼るのではなく、国内のタレントに依存すべきだ。そこが間違っている。なぜなら、スター選手に頼る手法は、長期的には機能しなくなるからだ。国にとって何ももたらさない……。文化を築くことも、より良いサッカーを築くこともできないのだ」

 ノースロンドンで愛された偉才の行く末は、いかなるものになるのか。その動静は国際的な関心を集めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】“先進国”日本を手本とする「課題」 大黒柱ソン・フンミンも訴える韓国サッカー界の苦境「恥ずかしくて悲惨な事態だ」

【関連記事】バルサ幹部は「日本には敬意がない」と憤怒 神戸戦を巡る“異例の決断”がスペインでも波紋「選手全員が発表に衝撃を受けた」

【関連記事】「最悪の状態だ」貴公子ベッカムの“近影”に広まる衝撃 頭髪に起きた異変に英紙も仰天「滑稽な失敗に遭遇した」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム