5戦すべてフルゲーム――卓球日本男子が見せた“歴史的奮闘” 王者・中国を震撼させた「18歳の衝撃」

タグ: , , , 2025/10/17

松島の台頭は頼もしい限りだ(C)Getty Images

 インド・ブバネーシュワルで10月16日まで開催されたアジア卓球選手権大会の男子団体準決勝で、日本は王者・中国と対戦し、フルマッチカウントかつ5試合すべてがフルゲームという、世界卓球史上希に見る大接戦の末に敗れた。

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日本 2-3 中国 ※WRは世界ランキング
〇張本智和(WR4) 3-2 梁靖崑(WR7)×
〇松島輝空(WR16) 3-2 王楚欽(WR1)×
×篠塚大登(WR31) 2-3 林詩棟(WR2)〇
×張本智和(WR4) 2-3 王楚欽(WR1)〇
×松島輝空(WR16) 2-3 梁靖崑(WR7)〇

 2022年の世界選手権でも日本男子は中国を2-3と追い詰めているが、落とした3試合はフルゲームにならずに敗れており、勝機はなかった。それが今回は、ベストメンバーの中国に対して全員が2ゲーム以上を取り、まさに崖っぷちまで追い詰めた。

 2010年から昨年までの15年間に行われた4回の五輪、7回の世界選手権、4回のアジア競技大会、そして8回のアジア選手権の計23大会において、日本男子は中国に12大会で敗れているが、そのうち奪ったのは3試合しかない。2016年リオ五輪で水谷隼が許昕に勝ったのと、上記2022年世界選手権で張本が王楚欽と樊振東に勝った2試合のみで、他はすべて0-3の完敗である。そして、23大会のうちの約半数の11大会では、中国に対戦する前に敗れている。それほど中国とは大きな差があった。

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