内山壮真は内野でポジションを奪えるか――「1軍で遊撃を10年守る選手になっていくために」巨人で“守備職人”だったコーチが言及

タグ: , , , 2025/12/30

 センターラインを固めることは、チームにとって重要なポイントだ。今秋に行われた松山キャンプでは、内山は二遊間の守備練習に挑んだ。

 そんな内山の内野挑戦について、現役時代は巨人の“守備職人”として二遊間や三塁も守った寺内崇幸内野守備走塁コーチが語ってくれている。

「まず慣れるところからしないといけない。プロの二遊間を守るというところでは、まだまだやることはたくさんある。ずっと遊撃手をやっていてもやることはたくさんある。1軍で遊撃を10年守る選手になっていくために課題はたくさんあるが、一つひとつ潰してくれればいい」

 その上で「自分の形をしっかり持つのが基本となる」と話す同コーチは、「打球の入り方、捕球の仕方、ステップから送球にいって、一連の動作を作ることを目的としている」と、内山に対して基礎から入念に指導していることを明かした。

「僕も30歳近くになるまで、基礎を作るという意識はずっと持っていた。そう簡単にできるものではない」

 試合に入れば、技術だけでなく状況に合った守り方や動き方、声のかけ方も重要になる。今後、実戦での対応力が注目されるが、同コーチは、あくまで守備の基礎をしっかり磨くことが重要であると断言する。

 それでも「本人(内山)も前には進んでいる。一緒になってしっかり形を作り上げられればと思っている」と、サポートを約束した。

 内山が内野のポジションを奪い、主軸を担うことができるか。新たに背番号「3」をつける23歳が、新生ヤクルト打線のカギを握りそうだ。

[文:別府勉]

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