大相撲ロンドン公演の舞台裏 新しいイスの調達、便器の強化、特別保険の加入…「体重200キロまで耐えられるものを」

タグ: , 2025/10/19

ロンドンの会場でも「満員御礼」の垂れ幕が見られる(C)Getty Images

 1991年以来、34年ぶりの大相撲イギリス・ロンドン公演は、現地時間10月15日に始まり、同19日まで行われる。約5000席ある会場のロイヤル・アルバート・ホールは連日、満員の盛り上がりだ。

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 開幕前には着物姿の力士が市内の観光を堪能。英紙『The Sun』の記事では、飲食店でギネスビールを飲んだり、「アビーロード」でビートルズのジャケット写真を再現したり、レンタル自転車にまたがる姿が報じられている。

 そんな中で、会場の準備は着々と進められた。英紙『The Guardian』では「日本から40人の力士が参加しており、その総体重は約6トン。食事の輸送、そのサポートなど、あらゆる準備が必要になった」と伝えた。会場のプログラミング・ディレクターを務めるマシュー・トッド氏は、同紙の取材に対して「米と麺の消費量?かなりの量です」と答えている。

 トッド氏は「体重200キロまで耐えられるイスを新たに調達しました。通常の基準は100キロです」とも明かしている。そして、トイレの補強も断行。便座自体の強化から、壁掛けタイプは、ネジでの固定にも工夫を施した。トッド氏は「なかなか大変でした」と振り返った。

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