「SNSで愛される現象を生んだ」大相撲ロンドン公演は豊昇龍5連勝V 33歳の業師の“2冠”に現地ファン熱狂
ロンドン公演を制し、優勝トロフィーを手にする豊昇龍(C)Getty Images
1991年以来、34年ぶりの開催となった大相撲のイギリス・ロンドン公演(ロイヤル・アルバート・ホール)は現地時間10月19日に千秋楽を迎え、豊昇龍が大の里との結びの横綱対決を制し、5戦全勝で優勝した。
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『ロイター通信』は配信した記事の中で、豊昇龍の「ケガなく5日間を乗り切れて、ただただ嬉しい」というコメントを紹介。開催された5日間はすべて、会場の約5000席が埋まり、日本同様に「満員御礼」の垂れ幕が下ろされた。
そんな熱狂の中、『ロイター通信』は「最も大きな歓声は、宇良に送られた」と記している。「業師」の異名を取る33歳の宇良は同17日の3日目に、「伝え反り」で湘南乃海に勝利。身長で約20センチ高い相手に珍手を繰り出し、現地ファンも沸き立った。宇良は技能賞に加え、公演5日間のオンライン投票で決まる「観客賞」も受賞した。
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