「かしこいよ」ミスを誘ったマチャドの走塁を高木豊氏が絶賛 コーチ時代のエピソードも明かす「野手がどこに構えるか見て走っていけ」

タグ: , , , , 2024/10/9

マチャドの巧みな走塁がミスを誘った。野球を知るプレーだった(C)Getty Images

 パドレスのマニー・マチャドがみせた走塁が話題を呼んでいる。現地時間10月8日(日本時間9日)に行われた、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦。「4番・三塁」でスタメン出場したマチャドは1点を追う2回、先頭で中前打を放ち出塁。この後、注目を集めるプレーが起きた。

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 続くジャクソン・メリルが一塁へ強烈な打球を放ち、これをドジャースのフレディ・フリーマンが両膝をつきながら好捕。併殺に仕留めようと二塁へ送球したが、白球はマチャドの左肩付近を直撃。悪送球となり、無死一、三塁とチャンスが拡大した。

 この時、マチャドは送球コースを消すため、わざと内側を走ったようなプレーをみせたことから、SNSでは「IQの高さを感じさせる素晴らしいプレー」と称賛の声が上がる一方、「守備妨害になるのでは無いか?」と賛否両論が巻き起こった。

 マチャドの走塁に対し、現役時代は大洋(現DeNA)などで活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏が10月9日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「【パドレスvsドジャース】マチャドの走塁がSNS上で賛否…あの走塁は問題ないのか⁉︎大谷翔平は4打数1安打でドジャース崖っぷちに!!パドレス2勝で突破王手をかける!!」と題した動画を配信し、独自の見解を述べている。

 高木氏は話題となっている今回の走塁について「ショートのベースカバーがどこに構えたか、一瞬見たと思う。そこに背中を入れてきた」と解説。守備妨害にはあたらないとして「(マチャドは)かしこいよ」と絶賛した。

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