お化けフォークを打ったのは鈴木誠也! 5年ぶりの対決を制す“本塁打級”の二塁打に米記者も絶賛「強烈だった」

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千賀の伝家の宝刀を打ち砕いた鈴木。その打棒に賛辞が集まった(C)Getty Images

 注目の日本人対決は、絶好調だった28歳のスラッガーに軍配が上がった。

 現地5月24日に本拠地で行なわれたメッツ戦にカブスの鈴木誠也が「5番・ライト」で先発出場。相手先発だった千賀滉大とメジャー初対決に臨み、3打席の対戦で2打数1安打、1打点、1四球だった。

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 2回裏に迎えた初対決は、打席に立った鈴木がファウルで粘り、フルカウントからの8球目、外角へのフォークを見送って四球で出塁。そして迎えた第2打席にカブスの背番号27は、千賀の“伝家の宝刀”を捉える。

 1対2とカブスが1点を追っていた3回裏に2死二塁の絶好機で打席に入った鈴木は、カウント0-1からの2球目、千賀が投じたフォークをジャストミート。101.4マイル(約163.1キロ)で打ち出された打球はあっという間にレフトフェンスを直撃。二塁走者を悠々とホームへと返す値千金のタイムリーツーベースとなった。

 その後の5回無死一塁で迎えた第3打席は、鈴木が内角高めのカットボールを打ち損じる形でキャッチャーへのファウルフライに。千賀が5回で降板したため、2018年の日本シリーズ以来となる両雄の対決は終了した。

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