「いろんなところに恩返しができると思う」燕の即戦力左腕が先輩との“絆”を繋ぐ 掲げる目標は「最多勝」
ヤクルトのドラフト4位増居が最多勝を目標に掲げた(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext
ヤクルトは12月3日、都内で新入団選手発表会を行い、新人選手8人がスワローズのユニフォームに袖を通し、決意を述べた。
ドラフト4位入団で即戦力として期待される増居翔太は、身長173センチとプロ野球選手の中では小柄だが、スワローズの憧れの選手に石川雅規の名を挙げ「同じ左投手で、上背もそんなにない中でバッターを抑え続けているところのいろんな技術だったり、知識や考え方を学びたい」と、“小さな大投手”石川を手本にしたいと口にした。
【関連記事】ヤクルト・池山隆寛監督は「開幕4番」に誰を起用するのか “一振り”で流れを変える期待の若手に言及【独占インタビュー(1)】
また、慶大時代の2学年上の先輩にあたるリリーバーの木澤尚文とはプロでもチームメイトとなる。木澤は増居に対して「僕が監督だったら毎日、増居に先発して欲しいなというぐらい、大崩れしない」と絶賛している。
その言葉を受けて「言い過ぎと思うんですけど」と笑顔を見せたが、「すごくありがたいことですし、自分自身もそこは強みとしてやってきたので、そういう風にこれからもやっていけたらいい」と前を見据え、プロでも安定感のある投球を披露する覚悟を示した。
来季、増居が投げて先輩の木澤にバトンを繋ぐというリレーが生まれる可能性もある中、チームにはトヨタ自動車時代の先輩にあたる松本健吾もいる。





