阪神24歳左腕は「やっぱり、エグい!」新人1番星、防御率0・00を継続中 注目の「ミスターK」

伊原はプロ初先発も5回4安打無失点と試合を作った(C)産経新聞社
阪神は20日の広島戦(甲子園)に8-1と快勝。プロ初先発となったドラフト1位ルーキーの伊原陵人が5回4安打5奪三振、無失点と好投、プロ初先発、初勝利を飾った。
本拠地でプロ初先発のマウンドとなった伊原は初回先頭の二俣翔一、矢野雅哉から二者連続三振を奪う安定した立ち上がり。
3回は連打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くも、森翔平を左飛、二俣を122キロ、外角低めのスライダーで空振り三振を奪うと、矢野にも同じくスライダーをひっかけさせ、ニゴロに打ち取る。
4回二死一、二塁の場面では菊池涼介を142キロストレートで空振り三振を奪い、吠えてみせた。
好投を続けるルーキーを打線も援護する。「4番・三塁」で先発した佐藤輝明が圧巻の1試合2発、6打点を稼ぐ活躍で後押しした。
伊原は終始、プロ初先発とは思えないマウンド度胸を発揮。バッテリーを組んだ坂本誠志郎のサインに首を振る場面もあった。5回4安打無四球、5奪三振でプロ初勝利、12球団新人最速白星を手にした。ピンチを迎えても四球を出さないところも光った。
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