石川昂弥は“開花”できるのか 崖っぷちの7年目で問われる真価と三塁争いの現実
オフの一連の流れを見ると、後悔のないように動いていることがうかがえる。
どちらかというと大らかな性格で、少々のことには動じない。それでもさすがに昨季のことが堪えたのだろう。これまでは競合ドラフト1位としての甘えがあったかもしれないが、払拭しようとしている。
石川が守る三塁手はレギュラー不在。もう一度ポジションを奪いに行くことになる。
石川の他には昨季ケガに泣いた福永裕基、ベテランの高橋周平、高卒2年目の森駿太が候補に挙がる。楽天から復帰の阿部寿樹も加わってくるか。そして、チーム状況によってはジェイソン・ボスラーが一塁から回ってくる可能性もある。チーム内でも屈指の争いが繰り広げられそうだ。
地元出身の甲子園スターということもあり、背番号25への声援は人一倍大きい。本拠地に導入される「ホームランウィング」の存在も追い風になるはず。規定打席や2桁本塁打を記録した経験はあるだけに、まずはケガなく、しぶとくスタメンに残ること。
球団創立90周年のメモリアルイヤーに、石川昂弥の存在は欠かせない。そう思わせてもらいたい。
[文:尾張はじめ]
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