「魔法のようなプレーをみせる男」敗戦の中でも光った久保建英 現地メディアはチームに苦言「彼だけで成し遂げるのは無理」
久保依存の状態を打開したいところだ(C)Getty Images
レアル・ソシエダの久保建英は現地時間1月26日、ラ・リーガ第21節として行われたホームでのヘタフェ戦にスタメン出場。試合終了までプレーし、攻撃面でキレのある動きをみせるも得点に絡むことができず、チームも0-3で敗れている。レアル・ソシエダはこれで9位となり、リーグ戦、ヨーロッパリーグを通じ、公式戦3連敗を喫した。
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順位では下位に位置するヘタフェがこの試合では後半、立て続けに3得点を挙げ、ホームチームを圧倒。レアル・ソシエダはヘタフェをシュート数で上回るも、決定機を生かせず、最後までゴールネットを揺らせないまま敗れた。その中で、リーグ戦で2試合ぶりにスタメンに名を連ねた久保がチャンスを創出。前半には2度にわたり、得点の匂いを感じさせるプレーでスタジアムを沸かせていた。
特に38分には、2人の相手プレーヤーと対峙しながらドリブルでPA内に侵入し、右足で中央のミゲル・オヤルサバルへピンポイントのクロスを送っている。ヘディングシュートはキーパーにセーブされたものの、この試合で数少ない決定機となった。
チームはヘタフェを相手に大敗とも言える内容での黒星に終わった中、現地メディアでは背番号14のプレーには高い評価を送り、また試合後、久保が語ったコメントも大きく扱っている。