【巨人】注目集める外国人選手去就問題 評価を高める「助っ人の名前」
ほかにもここまで5勝5敗とそこまで勝ち星に恵まれないものの、試合を作っているのは左腕、グリフィンだ。8月以降の3試合は7回2失点(8月2日・ヤクルト戦)、7回1失点(8月9日・阪神戦)、6回1失点(8月16日・中日戦)。登板予定だった8月23日のヤクルト戦の試合前練習で打球が頭部に当たるアクシデントがあり、登板を回避、登録抹消されたが、このヤクルト3連戦で戦列に復帰すると見られている。
一方、苦しい立場となっているのは2日に抹消されたブリンソンだろう。1日のDeNA戦では守備で目測を誤り、適時二塁打を献上。ほかにもアウトカウントを間違えるなど、集中力を欠くプレーがシーズン終盤に入っても改善できないとあって、来季以降の残留は不透明となっている。今季は84試合に出場し、打率・250、11本塁打、34打点の成績を残している。
菅野智之の不調により開幕投手を務めたビーディも苦しいシーズンとなっている。先発としては結果を残せず、6月中旬からは中継ぎに転向している。今季は先発5試合を含む27試合に登板して0勝6敗1セーブ、防御率4・17。
また新外国人ではないが、2年目のアダム・ウォーカーも今季は52試合に出場し、打率・275、6本塁打、20打点。来日初年度の昨季は守備難が指摘されながら、打撃では23本塁打と52打点と爆発力を見せただけに、本人にとっても再度アピールしたいところだろう。
とにかく残り23試合はベテラン、若手、助っ人に関わらず総力戦で挑むことが必須となる。チームを支えてきた助っ人たちの奮起にも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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