「役割を果たしている」開幕4連勝の阪神、好調の要因を大物OBが分析!侍戦士の変貌ぶりを称賛
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阪神が好調なスタートを切った。開幕カードとなったDeNAを3タテで退けると、4月4日の広島戦でもシーソーゲームを制し、開幕4連勝。岡田彰布監督の采配もことごとく結果に結びつくなど、連日、虎党を沸かせている。
4日の広島との初戦では8回終了時、広島に同点に追いつかれるも9回、カープ守護神・栗林良吏から決勝点を奪った。一死から中野拓夢が四球で出塁し、内野ゴロの間に2塁に進み、最後は大山悠輔のタイムリーでホームを踏んだ。
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地味ながらも確実にランナーを帰す展開がみられたこの試合には、阪神OBも感嘆の声を上げている。そして、その中でもワールド・ベースボール・クラシックで堅実なプレーをみせ、シーズンでも好調を維持している背番号51に賛辞を贈っている。
現役時、中日、西武、阪神でプレーした田尾安志氏が自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を4月4日に更新し、ここまでの阪神躍進の要因の1つとして中野の活躍を挙げている。
田尾氏は広島との初戦を振り返りながら、この日、2度出塁を果たした中野についてコメントを並べており、初回の打席では「初球の甘い球を打ち気をみせずに見逃している。最後はレフトフライに終わったが、ピッチャーに7球を投げさせている。2番の役割を果たしたと言えるでしょう」と称えた。
その上で「去年までの中野であれば、甘い球が来れば初球から打ちに行っていた」と分析しており、さらに9回の四球での出塁にも「去年までは四球も少なく出塁率も低かった」として、決勝のホームを踏むこととなったこの打席の結果も手放しで称賛している。