抜けられないトンネル 阪神不動の2番打者 中野拓夢がオープン戦30打席無安打
中野の打撃不振が心配されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は3月20日に行われたソフトバンク戦(ペイペイD)に0-4と敗れ、完封負け。これでオープン戦戦績は2勝12敗1分けとなった。
気になるのは内容の悪さだ。先発した左腕の伊藤将司は6回8安打4四死球3失点。直球の最速は140キロにとどまるなど、投球にキレも欠き、毎回走者を出す苦しい展開となった。伊藤はオープン初戦序盤から不安定な投球が続いており、開幕ローテ―ション入りが決定している中で課題が残された。
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一方、打線で気がかりなのは不振が続く中野拓夢の状態にもある。「1番・二塁」で先発出場したこの試合でも、中飛、遊邪飛、左飛、左飛と4打数ノーヒット。オープン戦はこれで30打席無安打、打率はいよいよ、.070まで落ち込んだ。19日の試合でも6打数5三振とふるわなかった。
自身もトンネルを抜け出そうと様々な策を試みているが、開幕1週間後に迫った状態としてはファンからもいよいよ心配の声が飛ぶ事態となっている。
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