田中大貴アナ フリー初日手記 求めていた新境地での感覚とは?
昨日、2018年4月30日でフジテレビを退社し、今日からフリーとなりました田中大貴です。
初日の今日は、DAZNさんで広島vs巨人の首位攻防第一ラウンドの実況をやらせて頂きました。
フリー初日を一言でまとめると「求めていた新境地へ踏み出した」と言う感覚です。
野球に例えるのであれば、同じ野球と言う競技をやっているのですが、初めての球場でプレーをする、と言う感覚。
見える景色が全然違う。
距離感、感覚などなど、まだまだ違う。
ヘッドセット、マイク、スイッチ、耳に入って来る音から何から何まで違う。
実況のマイクに向かいながら気付いた事なのですが、(フジテレビで)15年間慣れ親しんだモノがあったんだな、と思う一方で、この新たな境地を求めて旅立ったのだな、と改めて思いました。
今まで、フジテレビでは自分のやりたいようにやれていたのが、改めて立場が変わった事によって、違う守備位置や打ち方を考えないといけないし、久しぶりに「アジャスト」をしないといけない、と言う感覚です。
すみません、例えが野球の話ばかりで(笑)。
16年目で新たな感情、感覚が得られたのは、アナウンサーとして非常にプラス。良かったです。
失敗できない怖さ。
そのプレッシャーを感じながら、でもそれが心地よい緊張感でした。
何で会社員を辞めて、このように新たな世界へ飛び出したのか、と言う事を改めて確認できた1日でした。
少なくとも「新しい世界を切り拓くために踏み出せた」と言う事を感じる事ができたフリー初日でした。
■編集部からのお知らせ
3月7日に発売の雑誌「CoCoKARAnext」では読売ジャイアンツ・菅野智之投手のインタビューの他、プロ野球選手に学ぶ仕事術などストレスフルな時期を乗り越える情報を掲載。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
田中 大貴 (たなか・だいき)
1980年4月28日、兵庫県小野市生まれの37歳。小野高では2年から4番で打線の主軸を担った。巨人・高橋由伸監督にあこがれてか慶應義塾大学 へ。4年春に3本塁打でタイトルを獲得。フジテレビ入社後は主に報道・情報番組とスポーツを担当。「とくダネ!」「すぽると!」ではバンクーバー五輪、第2回WBC、北京五輪野球アジア予選、リオ五輪キャスターなど様々なスポーツイベントを現地からリポートした。現在もスポーツニュース番組「スポーツLIFE HERO’」で土曜担当キャスターを務めるなど多くの番組で活躍。