“大谷の天敵”が防御率12.15と状態悪化…ド軍がテコ入れに動いた不振続く112億円超えの守護神の「狂い」
一方で「良いことも悪いこともあった。もちろん良いことの方を見ていたいが、そればかりでは野球は野球じゃなくなる」と語る当人は前向きに改善に努めようとしている。そんなスコットを、ディアス獲得に踏み切った球団首脳陣も徹底的に支えていく構えを見せる。投手陣の管理を担当しているマーク・プライアー投手コーチは「少し調子が狂っているのだと思う」と指摘している。
「リリーフ投手は、時として非常に状態が不安定になることがある。10日間も調子が良かったのに、ある日突然、調子が悪くなる日が続くことだってある。そういうものなんだ。ただ、彼は毎日よくなろうと一生懸命努力していて、誰もが期待する選手、あるいは昨年から見慣れている選手になれると私は思っている」
スコットが復調し、ディアスも実力を発揮。さらに怪我人も戻ってくれば、ドジャース投手陣はまさに盤石。ワールドシリーズ連覇に向けて道は開けてくる。
試行錯誤が続く中で、ドジャース投手陣はいかに復活を遂げるのか。不振を極めるスコットの起用法を含めて注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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