「十分な準備を整えるのは難しい」ド軍112億円左腕がロースター復帰へ意欲も疑問視 “元守護神”と佐々木朗希との兼ね合いは
スコットがロースター復帰へ意欲を示している(C)Getty Images
ドジャースのタナー・スコットが現地時間10月24日から始まるワールドシリーズで復帰する可能性が報じられた。
米メディア『ClutchPoints』は、「ドジャースは、リリーフのタナー・スコットがワールドシリーズのロースター入りを目指す中、極めて重要な決断に直面している。彼の復帰は、ドジャースのブルペンを再構築し、必要な層の厚さを加え、チームの連覇という目標達成を助ける可能性がある」と伝えた。
【動画】守護神スコットが粘れず…ペルドモにサヨナラ打を浴びたシーン
同メディアは、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者の情報に触れ、「このリリーフ投手が最近の体調不良を乗り越え、次のラウンド(ワールドシリーズ)で復帰することを望んでいる」という。
スコットは同8日に下半身の膿瘍の切開手術を受け、フィリーズとの地区シリーズのロースターから外れた。リーグ優勝決定シリーズもロースター外だったが、現在、投球練習は再開しているという。
記事では、マリナーズやブルージェイズの打線に対して左打者対策になるとし、「終盤の勝敗を分けるカギとなるだろう。たとえロースター入りを逃したとしても、スコットの復帰への意欲は彼の強い意志とチームの層の厚さを物語っている」と記した。
31歳の左腕は4年総額7200万ドル(約112億円)の大型契約でパドレスからドジャースに移籍してきたが、レギュラーシーズンでは不安定な投球が多かったのも事実だ。






