ドジャースは大物打者との契約を望まず!? 米記者が推挙する補強ポイントは112億円守護神の“穴埋め”「スコットが消えた今――」
大型契約の期待に応えられずに1年を終えたスコット(C)Getty Images
25年シーズンに悲願であった球団史上初のワールドシリーズ連覇をやってのけたドジャースは、大谷翔平やムーキー・ベッツらを有する分厚い戦力が真価を発揮。もう十分なほどのタレント陣を抱えている。だが、メジャーリーグでヤンキース以来となる3連覇の期待がかかる来季向け、今オフもビルドアップに抜かりはない。
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すでに多くの大物が居並ぶFA市場において、カイル・タッカー(カブス)やコディ・ベリンジャー(ヤンキース)など、いわゆる“人気銘柄”の獲得に動くと見られているドジャース。その動静は球界関係者の間でも注目の的となっている。
世間の耳目を集めるドジャースの補強の行方に関しては、様々な意見が飛んでいる。そうした中で「スター選手に、優勝リング、そして資金力……全てを兼ね備えたチームはこれ以上を必要としない。だが、ドジャースのやり方は違う」と論じた米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「彼らは常に戦力強化を模索している」とし、今オフの大型補強の可能性を指摘した。
米球界のあらゆる移籍情報に精通するパッサン記者は、「ドジャースはカイル・タッカーとの10年以上の契約を望んでおらず、カイル・シュワバーも必要としていない」と断言。その上で25年シーズン中に怪我人が相次ぎ、シーズン終盤に崩壊したリリーフ陣の改善こそ「求められる動きだ」と論じた。






