“112億円左腕”を「クローザーとして頼りにはできない」ド軍、FA市場で誰を狙うのか?「ディアスかスアレスを獲得できれば…」
ドジャースはスコットに代わるクローザーを探す必要がありそうだ(C)Getty Images
ドジャースの来季に向けて課題に挙げられているのがブルペン陣だ。今オフは、FAなどでリリーフの補強が行われると予想されているが、果たして市場の誰をターゲットにするのだろうか。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャースは10月を通して先発投手をリリーフとして起用することで、これらの苦戦を軽減することができた。しかし、162試合のレギュラーシーズンを通して見ると、それは実現可能な解決策ではない」と指摘している。
米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者によれば、9回を任せられるクローザーの獲得を目指しているという。
ドジャースは左腕のタナー・スコットを4年総額7200万ドル(約112億円)の契約で獲得したが、レギュラーシーズンでは度重なるセーブ失敗で安定感を欠いた。ポストシーズンでは登板機会がなかった。
同メディアは「チームはスコットの来年の巻き返しを期待しているものの、2026年シーズンに向けて、彼をクローザーとして頼りにはできないと認識している」と、今オフのFA市場では、エドウィン・ディアスやロベルト・スアレス、デビン・ウィリアムズやピーター・フェアバンクスと、多くの選択肢があることを伝えている。
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