実現すれば波紋も…大型契約を望む“無双左腕”がド軍入り? 元GMが衝撃のトレード案を提言「グラスノーはトレード拒否権を持っていない」
ドジャースについて「4人のエースを擁していて、ロウキ・ササキという特大の育成プロジェクトも抱えている」と論じるボウデン氏だが、「だからこそ、強力なパッケージを提案できる」と力説。FA後の再契約も見込んだ莫大な資金力を持つ銀河系軍団こそが、スクーバルにふさわしいと訴えた。
では、「強力なパッケージ」とは何か。レッズやナショナルズでGMを務めた経歴を持つ事情通でもあるボウデン氏は、メジャー経験もあるドジャースのプロスペクトたちに目を向けている。
「エメット・シーハンとジャスティン・ロブレスキはメジャーレベルの即戦力だ。21歳のジャクソン・フェリスもメジャー昇格の準備を着々と整えている段階だ。フェリスは過去2シーズン2Aで防御率3.62。26年シーズンは3Aで先発するはずだ。そしてザイア・ホープも高いポテンシャルを秘めている。
ホープはパワーとスピードを兼ね備えた外野手で、出塁率も平均以上。中堅手としての守備力も高い。そしてここにもう一つ案がある。それはタイガースにとってはスクーバルに代わる先発ローテーションの筆頭だ。シーハンの代わりにグラスノーを提示するんだ。彼はトレード拒否の権利を持っていない」
現時点ではタイガースも残留を諦めておらず、少なくとも今オフのトレード放出が現実的とは言い難い。それでもMLBはビジネス社会。ドジャースが本腰を入れて獲得に動いた時には、“無双左腕”の世界一軍団入りというエポックメーキングな事態が起きるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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