ブルージェイズが今井達也に熱視線 米メディア「理想的な補強」と高評価 “日本人大物”獲得の因縁再び
今井は日本人選手の獲得に熱心なトロントのニーズに適った選手だ(C)産経新聞社
今季、32年ぶりにワールドシリーズの舞台を踏んだア・リーグ王者が、話題の日本人投手獲得へ動くのか。西武からポスティングでメジャー移籍を目指す今井達也の移籍先候補として、ブルージェイズの名前が挙がっている。米メディア『Sports Illustrated』が配信したトピックの中で、今井が同球団にとっての”理想的な補強“であると評している。
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すでに多くのメジャー球団が今井に関心を示しているとも報じられる中、『Sports Illustrated』がブルージェイズ入りの可能性について言及。これまでのオフシーズン、ブルージェイズは一昨年に大谷翔平、さらに昨年は佐々木朗希と、日本人大物選手の獲得を目指した経緯に触れ、今オフについて、「再びチャンスが訪れた」などと綴っている。
また、スポーツサイト『Bleacher Report』のザカリー・D・ライマー記者による考察を引用。ポストシーズンを勝ち上がった今季の戦力に加え、来季のブルージェイズには新たな先発投手が必要であるとして、「イマイは条件を満たす投手であり、日本人スターへの渇望を抱えるトロントのニーズにも応える」との見解を記している。
さらに、『Sports Illustrated』はブルージェイズがドジャースと死闘を演じたワールドシリーズを振り返り、3勝を挙げシリーズMVPに輝いた山本由伸について、「驚異的なパフォーマンスだった」と評しながら、「トロントは今秋のポストシーズンでエース級投手の存在がどれほど重要かを痛感した」などと指摘。その上で、「トレイ・イェサベージという新たなスターがいるものの、頂点を目指すにはさらなる補強が必要になる」と見通している。






