評価爆上がり! いよいよ「先発切符」も見えてきたミスターK 戦力外通告からの這い上がりも話題 巨人26歳左腕の「現在地」

石川は実戦で快投を続けている(C)産経新聞社
今季から巨人に新加入となった左腕、石川達也が順調にアピールを続けている。
阿部慎之助監督はキャンプ打ち上げとなった25日、石川に関して、今後は先発チャレンジの可能性も示唆したと報じられている。
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法大から2020年育成ドラフト1位でDeNAに入団した左腕は22年に支配下登録されて1軍デビューすると23年は28試合で3ホールド、防御率1.97。昨季も15試合で2ホールド、防御率1.93と安定したパフォーマンスを示していたが、DeNAから戦力外となり、その後、巨人入りした。
投球内容の素晴らしさもさることながら、石川を支えているのは反骨心ともいえるだろう。昨年まで在籍したDeNAでは安定したパフォーマンスを示しながら、戦力外通告を受けた。
登板後のコメントも18日の古巣DeNAとの練習試合は2回無安打2奪三振とパーフェクトに抑えた後に「出したことを後悔させてやろうかな」、ほかにも「ジャイアンツで腕がちぎれて終わってもいいぐらいの気持ち」など、強いやり返しの気持ちがこもったコメントがここまで、伝えられている。近年ではここまで気持ちをはっきりと前面に出す選手も珍しく、反骨心、ハングリー精神はプロの世界で活躍に大事な要素でもある。
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