戦力外→巨人ローテ入りの大躍進果たせるか 現れた「ミスターK」 反骨心も話題 「巨人に与えてくれたギフトだ」

石川はここまで対外試合5回0封と結果を積み重ねている(C)産経新聞社
巨人は3月2日に行われたヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に巨人移籍後初となる本拠地登板となった田中将大が先発。2回2安打無失点。オープン戦とはいえ、3万7000人もの観客が見守る中で最速145キロをマークと安定したパフォーマンスを示した。
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この投球に阿部慎之助監督も先発ローテ入りを示唆、日曜日の「サンデーマー君」を予定するなどまた一歩、開幕にむけ大きく進んだ。
一方、この試合でアピールしたのは田中だけではなかった。左腕、石川達也は1-2の6回から登板すると、先頭のホセ・オスナ、続く浜田太貴を連続空振り三振に打ち取ると、7回も前日に本塁打を放っていた丸山和郁、赤羽由紘を連続三振と2回4奪三振、無失点と圧巻の投球。キレのある直球にチェンジアップ、スクリューの変化球も冴え、変幻自在の投球で開幕カードでぶつかるヤクルト打線を封じ込めた。
ここまで対外試合3登板し、5回0封と新たに現れた「ミスターK」に対しては巨人首脳陣も従来の中継ぎ、また開幕ローテ入りの"逆転"もありうると認めるほど、評価を高めている。
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