WBC会長に「何様だ？」 最強戦士クロフォードが“突然の王座剥奪”に怒り爆発「命を懸けているのは俺たち。お前らじゃない」
怒り心頭の様子で持論を展開したクロフォードは、「もうお前らのベルトなんていらねぇよ」とまくしたて、「そもそも意味わかんねぇだろ。命を懸けているのは俺たちの方なんだ。お前らじゃない。むしろベルトをつける俺たちファイターに、お前らが金を払うべきだ」と激怒。WBCの冠を得る試合開催のために一定料金を必要とする支払い形態、そして、選手をリスペクトしない団体の姿勢を断じた。
「あいつらが、どっかのホテルのスイートルームに泊って、五つ星のメシを食べている事実に俺は腹が立って仕方がないよ。一体全体、誰があいつらの私腹をこやしていると思う？ 俺らボクサーだろ。お前らがこれ以上にないぐらい最高の生活を送るために俺らが金を払っているんだ。これが正常と思うか？ こんな馬鹿げたことが起きているのは、あらゆるスポーツでボクシングだけだ」
当代屈指の名ファイターによる約9分間の主張は波紋を呼んだ。スペイン紙『Marca』の北米版は、「まさに異例の事態だ。長年のフラストレーションを吐き出したクロフォードの言葉は、彼のパンチと同じように鋭く、業界人たちに突き刺さった」と伝えた。
レジェンドが発した爆弾発言に対する余波は、しばらく落ち着きそうにない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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