絶不調の阪神・サトテル 球界OBから指摘された「浮上のカギ」とは
現役時代、中日、阪神、西武で活躍、楽天の初代監督も務めた田尾安志氏は11日に更新した自身のユーチューブチャンネルで佐藤輝の現在の状態について触れている。
現役時代、通算1560安打をマークするなど強打者として知られた田尾氏は「バッティングコーチがいて、本人もしっかり取り組んでいるとは思うが」と前置きしながら、気になる点として挙げたのは「トップの位置が浅くなっている」とした。そのことで変な力感が体にかかってしまい、スムーズなスイングの支障になっているとした。
さらに佐藤輝の状態がいいときのバッティングフォームを見直したという同氏が指摘したのは、右ひじの使い方だった。状態がいいときは体の近くを通りながら、柔軟に使えていたとして、この点もポイントに挙げていた。動画内では具体的な練習法も提示した田尾氏。
「色々打てないと悩むとは思いますけど、正しいことを取り入れないと(修正に)時間もかかります」とアドバイスを送った。
現在は打席でも迷う姿を見せるなど、やや深刻な状況に陥っている佐藤輝の復活なくしては、猛虎も勢いを取り戻せない。春先の内にしっかり改善したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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