「佐藤の初球打ちに大きな喝です」 CSファーストS初戦を落とした阪神でレジェンドOBから厳しい目を向けられた選手とは
同氏はこの回を振り返った上で東が走塁中にアクシデントが起きたことで「ゲームの流れが変わるとすれば4回の裏なんです」ときっぱり。
その上で先頭の佐藤は東の足のコンディションの不具合を考えれば「仕掛けを遅くしなきゃいけないわけなんです。ゲームの流れを考えれば。それを簡単にセカンドゴロで終わるということでゲームの流れを切ってしまった」と淡泊な打撃となった佐藤に厳しい目を向けた。
さらに4回の阪神の攻撃が7球で終わったことを指摘し、東が苦しむ中で「7球という形でゲームの流れを変えられなかった佐藤の初球打ちに大きな喝です」とコメント。チームの主力打者である佐藤に喝を入れた。
今季リーグ戦も含めると6度目の対戦となった東に対しては、打線も4回まで散発3安打と佐藤以外にも攻略に苦しんだことが敗因につながった。
掛布氏も1、2番を封じられるなど、シーズン通りの戦いができなかったことも響いたとした。
そんな中で掛布氏も未来を嘱望する主力だからこそ、あえて名前をあげて、喝を入れた。「今日頑張ってもらいたい。期待を込めて喝です」と言い添えることも忘れなかった。負けたらシーズン終了となる2戦目の戦い、大一番での巻き返しを期待していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「前半戦がいかに打てなかったか」連覇を逃した阪神 球団OBは開幕から続いた打線の不振が原因と一喝
【関連記事】阪神ファン激震!日本一貢献の32歳、変則サウスポー、2軍30盗塁の若虎に戦力外通告
【関連記事】プレミア12まで1か月半 侍ジャパン「野手メンバー」を“ガチ予想”してみた