伝説打者に「何回やっても打てない」と断じられた姿はなし…年間40発超えで完全覚醒の阪神・佐藤輝明に“過小評価”の声も
チームの勢いが加速する7月に限定しても佐藤の活躍ぶりは顕著。打率.327、5本塁打、長打率.673、OPS1.088と、多くの得点に関与。まさに4番としての役割を全うしている。
23年で言えば大山悠輔が、2005年で言えば金本知憲が、さらに遡って1986年には掛布雅之が、「強い」とされる阪神には常にどっしりと居座る4番がいる。いまや多くの虎党から「過小評価されてる」とも称えられる佐藤は、レジェンドたちに比肩する存在と言っていいはずだ。
「この時期にそれ(キャリアハイの25号)を達成できるのは自分でもよくやってると思う」
ヒーローインタビューで堂々と答える姿はなんとも頼もしい。
昨季まではシーズン半ばでの2軍降格など多くの挫折を味わった。そうした経験を糧に、ようやく覚醒を遂げた26歳の和製大砲から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】藤川阪神、最強「投手王国」が話題、圧巻の1.92 陰で支える"扇の要"にも注目 「これだけ組んだ投手に絶賛されるキャッチャー、おらんやろ」
【関連記事】「もうセ・リーグは終了です」阪神以外の5球団が借金生活に突入の異常事態、圧巻の11連勝もペナントの興味をそぐ展開に球界OBも危惧 「ちょっと楽しみがなくなりますよね」
【関連記事】大不振の原因は2番固定? ベッツが漏らしていた大谷翔平への“本音”「ショウヘイがあっさりとアウトになると『マジかよ』って…」






